追加機能を通してエティハドが視覚障害のある乗客へアクセシブルなIFEを提供
エティハド航空は、Blueboxの数々の賞を受賞し、視覚障害のある乗客にアクセシビリティを提供するIFEプラットフォーム、Bluebox aIFEを含められるよう、Bluebox Ai iPadsをアップグレードすることを認めました。
「当社は、ますます高まるアクセシブルな乗客体験に対する業界全体のニーズを認識し、視覚障害のあるゲストのアクセシビリティを高めるIFEを構築することが重要であると感じました」とエティハド航空、製品およびゲスト体験担当副社長、Jamal Al Awadhi氏は語りました。「航空関係者が今週ハンブルグで開かれたAircraft Interiors Expoに集まり、当社はこの重要な問題について同業他社の動向を注視する機会が得られました。」
エティハドは2013年からBlueboxの顧客であり、Bluebox Ai iPadsを主としてサービスを立ち直す目的で提供しています。Blueboxは間もなく現行のiPadをアップデーし、シート背面に設置されたIFEを介して他の乗客に提供されるものと同じIFEコンテンツを視覚障害のある乗客が楽しむことができるようになります。コンバインド・ビルドにより、客室乗務員は乗客のニーズによって、標準のIFEモード(Bluebox Ai)とアクセシビリティモード(Bluebox aIFE)を切り替えることができるようになります。
「エティハドのゲストに対する献身ぶりは印象深く、当社はアクセシブルなIFEをエティハドに搭乗された視覚障害のあるゲストへ提供できるようにすることを心待ちにしています」とBluebox、事業開発担当ディレクターのDavid Brown氏は語りました。「当社が期待しているのは、この発表のみならず、AIX開催期間中にアクセシビリティへさらに焦点を当てることで、より多くの航空会社が障害を持つ乗客のニーズに対応するために、当社のようなソリューションを搭載することです。」
Aircraft Interiors Expoと合わせて開催される乗客体験会議の一部として、David氏は「Flying for All(すべての人のための飛行)」と呼ばれるセッションに参加する予定であり、そこではアクセシビリティについてと視覚障害のある乗客の複雑なニーズに対応するために、Blueboxがヴァージン・アトランティック航空と共にBluebox aIFEを開発した様子について話す予定です。
Bluebox aIFEは、視覚障害のある乗客に航空会社の既存のIFEシステムで利用できるものと同じIFEコンテンツを提供する、iPadベースのアクセシブルなIFEプラットフォームです。完全にカスタマイズされたユーザーインターフェイス(UI)は、付加的なIFE固有の性能と併せて、AppleのiOSプラットフォームの高度なアクセスビリティ機能に基づいて構築されています。数々の賞を受賞し、ハリウッドが認めたBluebox Aiポータブルプラットフォームに基づいたBluebox aIFEは、更新したシート背面の代替品や他のIFEシステムに比べて、遥かに高度で低コストのアクセシブルIFEをすべての航空会社へ提供するソリューションを実現しており、当社は様々なIFEシステムを備えた混合機団全体にそれを実施することができます。
Bluebox aIFEは、Bluebox、その開発パートナーのヴァージン・アトランティック航空、英国の慈善団体Guide Dogsと共同受賞した2018年Crystal Cabin Awardなど、幾つかの賞を受賞しています。2018年8月に、ヴァージン・アトランティック航空はまた、そのソリューションを全機団に搭載したことでFTE Accessibility Leadership Awardを受賞しました。そして2018年9月にボストンで開かれたAPEX EXPOの受賞式で、Bluebox aIFEは最も優れたインフライト・エンターテイメント・イノベーションに対して贈られる2018 APEX Awardを受賞しました。
エティハド航空について(www.etihad.com)
エティハド航空は、アラブ首長国連邦の国営の航空会社です。 同航空会社は2003年7月に勅令によって設立されたアブダビ政府による全額出資会社であり、安全で収益性の良い商用運行をするように指令を受けています。
エティハド航空は、ゲストをすべて行動の中心に据えています。同航空会社は最適な地理的位置にあり、120機以上の最新鋭かつ環境に優しい機団により、6つの大陸に渡る110以上の旅客と貨物の就航路線ネットワークをゲストに提供しています。